テロや殺人、暴力の行使はどんな場合でも許されるものではない。
しかし、社会保険庁をはじめとして、厚生省の関係者はみな不作為の罪を負っている。
個々人は悪意はなかっただろう。しかし、これだけ数多くの人たちが年金で困る事態になり、困窮を極める状態になっていることに関しては、十分に恨みを持たれる可能性はある。
このようなことはこれから増えるだろうと私は思う。
報道はあまりされないが、ある都市の駅前に大手自動車会社や関連会社を解雇された期間工や派遣労働者が、多数路頭に迷っている。ますます寒くなるこの頃、仕事も家も奪われ生活の基盤がくずさえれた彼らの心境はいかばかりか。このような状況下で「どうせ、路頭に迷うなら刑務所に入ったほうがまし」という選択をする人もいると聞く。簡単に従業員を解雇をするようなことは、ブランドを棄損するどころか、深刻な社会不安を起こしかねない。
もう世の中は、恐慌の一歩手前まで来ている。
連続テロか? 元厚生事務次官宅で女性刺される
18日午後6時半ごろ、東京都中野区上鷺宮、元厚生事務次官、吉原健二さん宅の玄関先で、吉原さんの妻、靖子さん(72)が胸を刺されたと119番通報があった。靖子さんは病院に運ばれ、意識はあるが重傷だという。
宅配便を装った男が刺したとの情報もある。同日午前にはさいたま市で元厚生事務次官、山口剛彦さん(66)夫妻が刺殺される事件があり、警視庁では2つの事件の関連性も含め捜査している。
吉原さんは昭和30年に旧厚生省に入省、63年に厚生事務次官に就任。平成2年に退官後は、厚生年金基金連合会理事長や厚生年金振興事業団理事長などを歴任した。


