それでも面白ければ、「視聴率が高いのは視聴者に支持されている証拠。なにが悪い」と開き直れたのだが、最近では、それも怪しくなってきた。
またおそらく予算がかなり下がっているのもあるだろう。土日は、「お前らとりあえず吉本の芸人でも出していればいいだろ」というほどの同じ芸人のハードローテーションが続く。これでは見るほうも飽きるし、本人たちの消耗も激しいだろう。
BPOが今、質を言うのは面映ゆいが、問題が多いところは決まっているのではないか。
ひとつはTBS。TBSにははっきり言っていろいろな意味で「焦りによる暴走」が見られる。他の局がやったことを焼きなおしてさらにえげつなく、さらに過激にしようとしているのがTBSだ。
また出演者ではダウンタウンだろう。ダウンタウンとその取り巻きの番組はは現在のいじめの構図そのものである。立場の強いものが弱いものを徹底的にいびり倒し、それで笑いを取るのが彼らの手法だ。特に深夜帯の番組はひどい。こういうのは、確かに悪影響を与えているといえるのではないだろうか。
セクハラ、パワハラ…低俗番組に倫理問う声 BPOが意見検討
低俗化が批判されているテレビ局のバラエティー番組について、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会が、各局の倫理的な質を問うため検討を始めた。バラエティー番組に対しては「セクハラではないか」「いじめを助長する」などと苦情が後を絶たず、問題があると認めれば意見として発表する。一方、テレビ局側からは「個人の嗜好(しこう)の問題もある」との反論の声も出ている。(田辺裕晶)
きっかけは、今夏にTBS系で放送された「リンカーン」だ。出演者が同じ芸能事務所の後輩にあたる女性芸人の胸に繰り返し触る映像について、視聴者から「セクシャルハラスメントと同時に、パワーハラスメントも感じられる」との意見が複数寄せられた。



