オバマの次期政権の顔ぶれを見ればわかるとおり、見事にクリントンチームに巻き込まれている。オバマの子飼いは大統領補佐官くらいだ。彼は民主党なのだから、その中で選べばそうなるのは当たり前という話もある。しかし、アメリカは日本とは違う。大統領の権限は強く、役所の上級職もすべて入れ替わる徹底ぶりだ。
その中で、オバマはわざわざクリントン・チームを選んだ。というより軍門に下ったと考えてよい。それはなにかの利害があるのか、迫る危険があるのか。金融危機に上手に対応するには、彼らと対峙するよりは抱き込んだほうがいいと考えたのかもしれない。
しかし、ヒラリーは完全なイスラエル側の人間である。そのチームに経済を任せるということは、自分の神輿の担ぎ手を9割方任せたようなことだ。クリントン家はシャンパンで乾杯していることだろう。経済の復活には汚れ仕事が欠かせないが、それらのどぶさらいはオバマにやらせて、すべてがきれいになったところでヒラリーが大統領に再出馬すればよいのではないか。私がヒラリーだったらそう考える。あれだけ上昇志向の高い女性は国務長官におとなしくだまっておさまるはずがない。
最終的にはヒラリーが笑うのではないか。私はそんなふうに思っている。
オバマ次期米大統領、クリントン国務長官ら人選に自信
1日、シカゴでヒラリー・クリントン上院議員(右)の国務長官起用など、次期政権の人事を発表するオバマ次期米大統領(AP) 【ワシントン=有元隆志】オバマ次期米大統領は1日、外交・安全保障担当閣僚を発表した地元シカゴでの記者会見で、民主党大統領候補の座を争ったヒラリー・クリントン上院議員を国務長官に指名し、ロバート・ゲーツ国防長官の続投を決めたことについて、「強い個性、しっかりとした意見の持ち主が必要との信念を持ってこのチームを集めた。危険なことは、みながすべてに同意することだ」と述べ、人選に自信を示すとともに、政権内での積極的な議論を通じて政策決定を行う方針を示した。



