しかし、その前提には、彼らに派遣社員や期間工という職か正社員かを選べる状況が確保されている状態でなければならない。今はそれが確保されていないのではないか。日本は失敗ややり直しが全く許されない状況が続いている。新卒が一番自分が高く売れる時で、その時に失敗すると、あとは低い立場で職を得るしかない。第二新卒で職を得るのはまだいいほうで、30を過ぎたら、日本の会社のラインの中にはもう入れない。35には上の職務への転職は制限され、40過ぎたらもう落ちるしかない。これはもう異常だろう。
まずはこの状態をなんとかしなくてはいけない。やり直しがきかない人生は、つらい。ここを修正してチャンスを与える状態にしないといけないだろう。そのためにお金を使って欲しい。起業もチャンスだし、就職もチャンスだ。チャンスがある世の中には活力が生まれる。雇用者側も少し考え方を改めて、柔軟に雇用を考えるべきだ。
「派遣切り」悲鳴殺到 職も住も失い…「年が越せない」
世界的な景気の冷え込みが加速する中、メーカーが派遣会社との契約を更新しない「派遣切り」の動きが広がっている。厚生労働省が先週発表した集計では仕事を失う派遣社員は1万9775人。工場の寮を追われ、野宿生活に追い込まれるケースが目立つほか、住所不定から企業の信用を得られず、次の派遣先が決まらない悪循環に陥る人も出現するなど事態は深刻化している。師走に入り、解雇が加速するという見通しもあり、派遣社員から「このままでは年が越せない」との悲鳴が上がっている。



