おそらくはトヨタより先に、という考えがあったのだろう。非常に上手だ。
逆にトヨタは、F1から逃げられなくなった。逃げにくくなったというほうがいいのかもしれない。
しかし、私はF1は文化だと言いきってホンダは昔参入したのではないか。販促的にも特に欧州圏に関して言えば、絶大な効果を維持できるはずだ。以前にもホンダは辞めたことがある。1960年代、そして1990年代に都合2回ほど辞めているはずだ。
文化という視点で参入するのであれば、そうそう簡単にやめないほうがいいと思う。出たり入ったりは信用をなくす。しかしそんなことは十分知っているだろう。それだけ、今のホンダや自動車工業の状況が悪いということだろう。
もう一つ、ホンダも仕方がないだろうなというのは、またぞろレギュレーション変更をしようとしているところだ。これであホンダの良さはでてこない。派遣社員を多数解雇しておいて、年間370億円かかるF1を継続するというのも会社としてやはり難しいのだろうな。
【ホンダF1撤退】自動車各社、迫られる「選択と集中」
記者会見でF1撤退を表明するホンダの福井威夫社長(右)。左は大島裕志執行役員=5日午後、東京・南青山 ホンダが5日、F1レースからの撤退は決めたのは、世界的な景気悪化で新車販売に急ブレーキがかかり、米ビッグスリーが破綻(はたん)の瀬戸際に追い込まれるなど、自動車メーカーを取り巻く環境が激変していることに対する強い危機感の表れといえそうだ。生き残るには何をすればいいのか。各社は、研究開発を含めた投資の「選択と集中」を迫られている。



