「最後に一目」くいだおれ閉店 人々、報道陣の脚立勝手に使い記念撮影
大阪・道頓堀の食堂「大阪名物くいだおれ」が8日、閉店した。この日、店先に立つ看板人形「くいだおれ太郎」の吹き出しは「永いことありがとう。おおきに」。隣には“弟”の「くいだおれ次郎」の姿も。
「立ち止まらないで」と声を張り上げる警備員をよそに、太郎の周りには記念撮影する人が絶えず、勝手に報道陣の脚立を使う人も。店の前の道は、行き来ができないほどの混雑となった。
くいだおれのような店は、昔でいうデパートの大食堂のようななんでもありの食堂らしい(いったことないのだ)。上野にじゅらくというやはり食堂があるが、ちょっと似ているかな。でもここのような強烈な個性はないだろう。
関東人から見て大阪のうらやましいところは、こういうあけっぴろげな庶民文化が、それこそ星の数ほどまき散らされているところだろう。ちょっと軒を入ってみたり、ちょっと角を曲がって暖簾をあげてみると、おいしいものがあったり、珍しいものがあったりする。大阪は東京のようになるよりも、こういうものを大事にしてほしいと思う。このまま100年たてば、本当に豊かな文化をもつ街になるんじゃないか。



