増毛メーカー「プロピア」破たん グラドルCM起用で知名度向上も…
頭皮に人工毛髪を張り付けるかつら製品「ヘアコンタクト」で知られる「プロピア」が9日までに、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。負債額は今年3月時点で約43億7500万円。ヘアコンタクトは米ハリウッドからも引き合いがきたほどだったが、その後の業績不振などから立ち直ることはできなかった。
帝国データバンクなどによると、プロピアは1984年7月に設立。当初、視力回復コンサルティングを目的としていたが、毛髪に関するコンサルティングやかつら製造業に進出。人工毛髪を縫いつけた0.03ミリの超極薄の透湿性皮膜が頭皮と一体化する独自商品、ヘアコンタクトを主力商品に急成長した。
指先や腕から髪の毛が伸びるヘアコンタクトのCMは特撮がはやっていた米ハリウッドでも話題になり、引き合いがきたほど。このCMをつくったのは「テリー伊藤さんから紹介してもらった制作会社」(保知宏社長)だったという。
グラドル云々はわからないが、少なくとも、この会社にとってはテリー伊藤に会ったのが幸いでもあり、禍いでもあったようだ。
技術力でも独自のものを持っていたのだが、深夜番組の一社提供やテリー伊藤を使ったCMなどでかなり過大な広告費が負担になり、無理な地方への一挙展開などがたたって資金ショートしたとのこと。
かつら業界は今どうなのだろう?少し髪が薄くなった若い人は、スキンヘッドにする人が多くなっているように思う。そういう意味からも、なかなか難しいのかもしれない。



