米住宅金融大手が破綻 過去3番目の規模
【ワシントン=渡辺浩生】米貯蓄金融機関監督局(OTS)は11日、資金繰り難が続いた米住宅金融大手、インディマック・バンコープの経営再建断念を発表した。米メディアによると過去3番目の大型金融破綻(はたん)。低所得者向け高金利型住宅ローン(サブプライムローン)問題に伴う融資焦げ付き急増で、米金融機関の破綻は今年5件目を数え、さらなる破綻も予想されている。
住宅金融支援へFRB融資 米政府が緊急声明
米政府と連邦準備制度理事会(FRB)は13日夕、サブプライム住宅ローン問題の影響で業績が悪化している政府系住宅金融2社、連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)と連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)に対する緊急支援声明を発表した。
FRB声明によると、両社の短期的な資金繰りを支援するため、必要に応じてニューヨーク連邦準備銀行を通じて公定歩合で融資する。米メディアによると、フレディマックは資金調達のために30億ドル(約3200億円)の債券発行を14日に控えており、経営不安説が高まる中で支障なく資金が集められるかが焦点になっている。
政府のいうことはどこでも同じだ。大丈夫な時にはなにもいわない。むしろ危ないときには「大丈夫だ、これで大丈夫だ」と繰り返し喧伝する。
日本の住専の処理には結局いくらかかったのか。最初はたしか6700億円を税金で負担するとかしないとかで大騒ぎをしていたと思う。結局それの何倍もの金額が必要になった。その後日本の経済に大きな傷を残した。信用収縮とは長い時間爪痕を残すものである。
今のアメリカはまさにその時の日本だ。ただし、アメリカのほうが政治的な動きが速いのがまだ救いではある。しかし規模は果てしなく大きい。そして原油をはじめとする商品相場高、為替、株価と多くのもののバランスをとることが極端に難しい。そしてバランスを崩すと、新興国、またはEUの国の経済が吹っ飛ぶ可能性がある。
日本も例外ではない。ずっと帝国データバンクの大型倒産の件数をウォッチしているが、建設業や不動産業をはじめとしてどんどん倒産している。
どうなるのだ?



