30代といえば、社会では中堅と呼ばれ家庭を持ち始めるころだ。そういった中で、無職の不安定な状況というのは精神的にもかなり厳しいのかもしれない。それは理解できるし、ある意味で最大の社会問題だろう。
しかし、この男の罪は罪だ。「むしゃくしゃしてやった」というこの陳腐な表現はなんど繰り返されるのか。人間誰でもむしゃくしゃするのだ。そのたびに、包丁で人を刺していれば、きりがない。まったく殺された女子大生はやりきれないだろう。まったく先日の中学生と変わらない。
30代無職について、どのように社会で見ていけばよいのだろうか。自業自得という強い考え方もあるだろう。しかし、心が弱い、そもそも心が折れてしまっている人はどうしたらいいのか。どうやって社会の中で救済していけばいいのか。わからない。
八王子通り魔 菅野容疑者 「仕事でむしゃくしゃ」 おとなしく内向的
東京都八王子市の書店で女性2人が死傷した事件で、殺人未遂容疑で逮捕された八王子市川口町、無職、菅野昭一容疑者(33)が警視庁捜査1課の調べに対し「殺すために包丁を用意した」などと供述していることが23日、分かった。捜査1課は計画的な犯行の可能性が高いとみて、菅野容疑者を追及している。
(中略)
菅野容疑者はこれまでの調べに「仕事関係でむしゃくしゃしていた。両親にも相談したが、乗ってくれなかった。無差別に人を殺そうと思った」などと動機を供述。



