最近の好調、快進撃のアップルしか知らないユーザーには想像もつかないだろうが、ジョブスが取締役会から追い出された暗黒の時代があった。スカリーやアメリオの時代である。スカリーはまだビジョンがあった。しかし、アメリオにいたっては、重要な決断ができず、アップルは中途半端な製品や互換機を発売し、その中で倒産寸前までいったのだ。
それを救い、快進撃路線に持ち込んだのがジョブスであり、最大の敵(ライバルではない)のMSだったというのがすごい皮肉なのだが。
ジョブスのビジョナリーとしてのパワーはすごい。いつかは彼がこけるのではないかと思っていたが、ここまでうまく乗り切った。
もう十分だろう。だれか後はいないのか。いないんだな、それが。
実り豊かなアップル やせたCEOに健康不安説
「iPod(アイポッド)」や「MacBook Air(マックブック エア)」、そして「iPhone(アイフォーン)」−。ヒット商品の数々がアップルに大きな実りをもたらした。米電子機器大手のアップルが21日発表した2008年4〜6月期決算は、パソコン「マッキントッシュ(Mac)」の販売台数が過去最高となるなど好調を維持した。
共同通信によると、売上高は前年同期比38%増の74億6400万ドル(約7940億円)、最終利益は31%増の10億7200万ドル(約1140億円)で大幅な増収増益となった。
(中略)
「これからいくつかの新製品を売り出すのに忙しい」と意気盛んなジョブズ氏だが、時事通信によると、健康不安説が浮上している。アップルを成功に導いた「カリスマ経営者」として知られるだけに、健康問題がアップルの株価に影響を及ぼす可能性が指摘されている。
ニューヨーク・ポスト紙(電子版)によると、ジョブズ氏が先月、記者会見した際、激しくやせてみえたのが、健康不安説のきっかけになった。
市場関係者の間では膵臓(すいぞう)がんが再発したとの憶測も飛び交っており、予防的措置として保有するアップル株を一部売却した投資家もいるという。
ジョブズ氏はアップル創業者の1人で、革新的技術を商用化する才能にたけ、近年もiPodやiPhoneを大ヒットさせた。アップルにはジョブス氏の後継者が育っていないとの見方が一般的で、後継者不在がジョブス氏の健康問題が注目される一因になっている。



